木造ラーメン工法(SPC工法)
ラーメンというのは、味噌とかとんこつ味の食べ物ではありません。
(建築課の学生が入学して最初に使うジョーク)
ドイツ語なんですが、梁と柱のみで構成される構造のことです。
在来木造は筋交いや合板などで変形を防いでいるのでラーメン構造ではありません。
接合部が「剛構造」といって変形しない事が要件です。
これまでは重量鉄骨かコンクリートでしかラーメン構造は造れませんでした。
最近は、木造でも様々な金物で接合する工法が出てきています。
しかし、基本的には筋交いや合板で変形を防ぐという意味では従来と
変わっていません。
唯一、SE工法は準ラーメン構造で壁との併用で構造を成り立たせます。
そのような中で、SPC工法という木造完全ラーメン工法が最近開発されました。
これは、大断面の集成材と金物のみで構造を成り立たせます。
SE工法も集成材を使いますが、この工法はさらに太い柱、梁を使います。

                      → SPC工法
壁や筋交いがいらなく、大きいスパンを飛ばせるのでいろいろな
可能性が考えられます。
大断面の集成材を使うので火災にも強い構造です。
(大きい木は燃えると炭化層を形成し、それ以上燃えない)
小規模のビルや梁を飛ばした店舗、橋げたのようなものまで幅広く応用できる
ものです。
壁がいらないので開放的なプランニングができます。
現在、この構造を使ってローコストな住宅をつくる方法を企画して
います。
もちろん、大断面の柱、梁なのでまともに使っては安くなりません。
しかし、いろいろな使い方の可能性がある工法なので、昔の家の
大黒柱のような使い方をして構造を成り立たせ、シンプルなプランと
ローコストな素材構成にすればできるのではないかと考えています。
目標は坪50万が切れないかというあたりです。
現在、研究中なので請うご期待ということで、チャレンジ型の施主さん
も募集中です。^^;