-住宅や土地活用のアパート・マンションにお勧めー
これはロングホームという北海道の工法メーカーの開発した工法です。
北海道はその気候の厳しさから、断熱や構造に関しては様々な試みがなされる地域です。
そこで実績を積んでおり、関東にも最近進出してきています。
<ロングホーム http://www.longhome.co.jp/ >このシステム工法を使うと木造並みの坪単価でコンクリート住宅ができます。
全体の工費は内装次第ということになるので、躯体工事そのものはかなり安いです。後述しますが、断熱材がきっちり入るので高断熱仕様の木造住宅に比べると逆に安くなる
くらいです。値段的には画期的な工法です。通常、RC住宅は坪単
価としては安くても90万程度にはなりますが、この方式は内装次第で
50万代にまでなります。(かなり安めの場合ですが・・・^^;)なぜ、このようなことが可能なのでしょうか。
コンクリートの材料であるセメント、砂利、鉄筋は単価としては非常に安い材料です。
実際には材料費は安いのです。
ではなぜ、通常コンクリート工法が高くなるかというとそれは型枠にあります。コンクリートは硬化するまでは、どろどろの流動性のある状態です。それを形づくるため型枠
をつくります。これはコンクリートパネル(コンパネ)という南洋材のベニアでつくります。
つまり、これはパネルで家一軒分、実寸の模型をつくるようなものなのです。
そのパネルの間に鉄筋を施工してコンクリートを流し込むのですが、それには型枠大工、
鉄筋工といった専門職の技術が必要不可欠です。
また型枠は一旦使うとその現場で廃棄します。最近は熱帯に木々を守るため南洋材の
伐採が規制されて値段もあがっていますし、資源の浪費でもあります。
廃材は産業廃棄物になります。その処理費用はかなりのものになります。この工法は型枠をシステム化しています。何回も使えるFRPのパネルと断熱材としてそのまま
つかうウレタン系の断熱ボードパネルで型枠を構成していきます。
鉄筋の配置、パネルの組み立てはシステム化しているので専門工を必要とせず短期間に
施工できます。これにより、型枠の省力化を極限まではかりコストを削減しているのです。
またこの工法には値段以外にも利点もあります。コンクリートが硬化するには水分が必要です。
水の中に入れることが一番コンクリートの硬化には理想なくらいです。
木製の型枠を使うと、パネルが水を吸う可能性があります。
このシステムはFRPパネルなので水を吸いません。またパネルの表面はなめらか
なので打ち放しコンクリートにしても、非常になめらかで綺麗な表面になります。
水セメント比の管理や高性能減水AE剤の使用、バイブレーターの適切な使用などの
施工計画をきっちりと監理すると、防水が必要のない緻密なコンクリートに打ちあがります。また、コンクリート打ち放しの場合、よほど気をつけないと通常は暑さ寒さが直接内部
に伝わるり、また結露がひどい住みにくい家になりがちです。
このシステムは内側のパネルが55mm厚の断熱材になるので高断熱で結露の心配
もない家になります。内装はその断熱材の上に施工するのでコンクリート面は隠れます。ただ、システムなので気をつけなければならない事もあります。
一定の大きさのパネルなので割り付けをきちんと考えてデザインしなければなりません。
また、そればかりを考えているとつまらない間取りの家になります。
腕の良い設計が必要です。また、壁式工法のみで梁柱工法はできません。
小、中規模の建築向きです。住宅か小規模マンション、店舗向きと言えるでしょう。
ただ、コンクリートでこの値段はかなり魅力的です。コンクリート住宅や土地活用の為の
賃貸マンション・アパート、店舗などをお考えの方には十二分に検討できる工法だと
思います。そのようなプランをお持ちでしたら一度御相談ください。